『QuietOn』を2週間ほど使ってみて〜感想と聴き比べ
移転しました。
耳栓型のノイズキャンセリングデバイス『QuietOn』を届いてからのこの2週間いろいろな場面で使ってみました。
今日は利用してみた感想と他のノイズキャンセリング機器との聴き比べをしてみたのでその情報をお伝えしようと思います。
なお、あくまで個人の感想ですので参考程度でお願いします。
使ってみた感想
定常的な音はほぼカットされる
普段から我々はいろいろな音に囲まれている。室内であれば換気扇のファンや空調から流れる空気の音、屋外なら車の走行音など、常に聞いているので気にならなくなっているけれども常に何かの音がしている。
こういった定常的な音はよほど大きな音でないかぎりほとんどカットされる。
人の声は遠くから聞こえる印象になる
会話のような抑揚のある音は聞こえなくなるところまではいかないが、かなり遠くで話しているような印象に変わる。
バスや電車の後ろの座席でなされる会話も数席後方、あるいはひそひそ声で話しているような感じの音となりあまり気にならなくなる。
新幹線の音もかなり消える
新幹線に乗る機会があったが、列車を待っているホームで利用しているとアナウンスは聞こえるがそれ以外はほとんど聞こえないという印象。新幹線が入ってくる音も最初気付かなくて焦った。
車内では走行中の「ゴーッ」という空気を切り裂く音はほぼ聞こえず、「ガタンゴトン」という走行音はさすがに聞こえるという感じ。
ノイズキャンセリング機能イヤホンとの比較
某家電量販店のヘッドホンコーナーでノイズキャンセリング機能のついたイヤホンやヘッドホンと聴き比べをしてみたのでその感想など。確認していた環境は前方スピーカーからお店の宣伝アナウンスが流れ、右側のスピーカーからBGMとして音楽がかかっている状態。店内なのでがやがやもしている。
Bose QuietComfort 35
ノイズキャンセリングといったらBose。BoseといったらQuietComfort。飛行機乗ると誰かは持っている気がする。個人的には音が苦手なので買わないのだけど。
こちらはワイヤレスタイプのヘッドホン。線がないのは邪魔にならないので本当に良い。オーバータイプでつけ心地も最高。
ノイズキャンセリング機能はサー音が少し強め。音の印象はさらに遠くから聞こえるような印象。定常音の消え方は同じくらいか。BGMの低音は『QuietOn』のほうが聞こえない感じ。
Bose QuietComfort 20
Boseのイヤホンタイプ。こちらはワイヤード。ワイヤレスタイプの「QuietControl 30」は視聴できなかった。
ノイズキャンセリング機能はこれが一番高かった印象。カナル型だからだろうか。BGMの低音もさらに聞こえない印象。つけ心地も耳に残る嫌な感じがなくずっと付けていられそう。
SONY MDR-1000X
最近発売されたソニーの最高峰ノイズキャンセリングヘッドホン。つける人の個人差を判断してノイズキャンセリングを最適化する「パーソナルNCオプティマイザー」周りのノイズを自動で判断して消音性能を調整する「フルオートAIノイズキャンセリング」など機能満載なヘッドホン。ハウジングに手を添えると逆に外部の音を聞き取れるようにする「クイックアテンション機能」なども搭載している。
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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実際に使ってみた感じではQuietComfort 35とそんなに変わらない印象ではあった。フルオートAIの恩恵は場所を動けなかったので確認できず。クイックアテンションは逆に聞こえすぎてちょっと怖かった。
3M イエローネオン
イヤホンじゃないけど、以前会社でもらった耳栓。ウレタンフォームで耳の穴をじんわりと塞いでくれます。
- 出版社/メーカー: 3M
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耳栓としては普通。全ての音が遠くなる印象。空調の音など定常音も同様で小さくなるが消えることはない。
数回使用すると遮音性は下がるのであくまで使い捨て。
まとめ
ノイズキャンセリング性能としては定常音がしっかり消えるので個人的には良いと思っている。通勤も仕事中もかなりの音がカットされ自身の作業に集中しやすい。
ノイズキャンセリング性能は、QuietComfort 35 や MDR-1000X にも近いのではないかと。ここはヘッドホンタイプかイヤホンタイプかの違いもあるとは思いますが。
Indiegogoのキャンペーンで130ドル。コストパフォーマンスはなんとも言えないところだが、このサイズで実現している点は評価する。持ち運びは便利です。
個人的には結構お気に入り。来週は飛行機で使います。